先週6月15日(水)、ゆうばり小学校体育館で、子どもたちによる「夕張のうた」のレコーディングが行われました。
私自身も昨年の6月30日に「夕張このまちソング」の会議に足を踏み入れてからこのレコーディングに至るまで感慨深いものを感じました。
先日14日からスタッフが当日に向けて準備しておりました。
この方々なしではこの企画そのものが成功しなかったと過言ではございません。
とりあわけ「夕張このまちソング」の園代表の圧倒的な存在感と「子どもたち」、そして未来の夕張の子どもたちへの熱き思いがヒシヒシと伝わってきて、なんとしても成功させようという気持ちにさせていただきました。
15日当日。
左からmasakoさん、指揮者の畠中秀幸さん、中西圭三さん、
録音エンジニア、アシスタントエンジニア明日華さん、チーフエンジニアichiroさん。
そしてjaXonさん
そして
(※ぼかしてあります。ご了承ください)
ゆうばり小学校と夕張市内の幼稚園ら合わせて313人の子どもたちが参加されました。
私ここの校舎ゆうばり小学校の前身、「清水沢小学校」を卒業したものでその当時全校生徒900人以上いた頃を知っているので時代の流れとは言え少々寂しいものを感じました。ただこういう市民グループが音頭を取りプロのアーティストが参加されるというものは当時を振り返るとなかったような気がして逆に羨ましい感じもしました。
子ども達のこの日まで練習の成果がたった2回ほどのテイクで無事に録音OKになりました。
これまでにもjaXonさんのライブや市内のイベントでmasakoさんが歌い、また各施設でも夕張のうたを聞いてきましたが、子ども達の数は300人とは言え、カメラを片手に耳から聞こえてくる音楽は圧倒的で仕事を忘れ聞き入ってしまいました。
昼食を挟んで午後からはゆうばり中学校1年生がゆうばり小学校6年生も加わり一緒に録音いたしました。
帰りのバス時間までの限られた中で歌い無事に録音が終わり、余った時間でゆうばり小学校の校歌をjaXonさんアレンジで歌い、
帰宅の途へ向かいました。
次の日16日のjaXonさんのライブ中も15日の録音のことを話されており、
「種は蒔いたのであとは大きな花になるように育てていくだけ」と中西圭三さんとjaXonさんがお話しされておりました。
(※リハーサル中)
2006年6月20日は当時の市長が財政再建団体の申請を総務省にする考えを表明した日です。
本日2016年6月20日、あれから10年を迎えました。
私自身10年前はまだまだ東京でバリバリやりことをしていた時期で、
そのニュースが流れても学生時代からそういう噂は絶え間なく聞こえてきたのは記憶があり、そう不思議には感じませんでした。
それが2006年だったという事であって。
この10年をどう捉えるのか。まだ10年、もう10年。その答えは市民1人1人が思うことです。
「夕張のうた」はこれからがスタートであり、どう育てていくのかが大事です。
なんとなく5年10年過ごすよりも目標を定めそれに突き進むいた方がより楽しいかと思います。
この子ども達がこの日を忘れず成長していき、大人になり、その子どもが「夕張のうた」を口ずさむようなことが起これば、
「大きな花」としての証でしょう。
私自身もこの種をゆっくり大きく育てられるように難しいことはせず、自分ができる限りのことは応援していこうと思います。
50歳60歳になった自分が「東京で生活している」という想像できずにいましたが、
70歳80歳なった自分が杖をついているとき、近所の子どもが「夕張のうた」を口ずさんでいるという想像すると、
ワクワクとやらねばと思う気持ちが強くなるばかりです。
これからも暖かく見守っていければと思います。
「歌い継がれるふるさとの歌」へ
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