どーもこんにちは、冨安です。
人口減少とともに学校の数も減り、廃校となる学校が増える一方で廃校となった校舎の利活用も夕張では行われています。
その1つが沼ノ沢地区の旧緑陽中学校の「あ・りーさだの杜」。
ここは北海道内で唯一の障害者スポーツ施設として、
また地域の人たちによりスポーツや文化活動が行われたりと施設の利活用が行われています。
では障害者スポーツ施設とは、一体どのようなスポーツを行うことができるのでしょうか!?
今回は地域活動支援センターの皆様とスポーツを楽しんだ「あ・りーさだの杜」のとある1日をお伝えいたします。
地域活動支援センターの皆さんが体験に!
この日は地域活動支援センターの皆さんがスポーツ体験にやってきました。
やることができるスポーツは、障害者・高齢者向けに限らず健常者も一緒に楽しむことができるスポーツなど色々あります。
この日に行ったスポーツは2つ。
ボッチャとフライングディスク、というスポーツを行いました。
簡単にどんなスポーツか、当日の様子と合わせてご紹介いたします。
ジャックボールに、赤・青のカラーボールをいかに近づけるかを競う!
「ボッチャ」
まず1つ目に行われたスポーツは「ボッチャ」というスポーツです。
これはヨーロッパで四肢重度機能障害者向けに生まれた、パラリンピックの正式種目にも認められているスポーツです。
2チームに分かれて行います。
目印となる1つのジャックボールに、赤・青各チーム6球ずつの球をいかに近づけるか?
というカーリングにも似たスポーツです。
まずはあ・りーさだの杜代表の正木さんから、競技の説明が行われます。
見えるでしょうか?
この白いボールの近くにボールを置けたチームの勝ちです。
そして赤ボールチーム、青ボールチームに分かれてボールを投げます。
ボールの投げ方は何でもよく、転がしても、投げても、叩きつけても何でもOKです。
赤・青チーム交互に行います。
簡単にそうに見えて、力加減が難しいです!
例えばこの場合だったら、青ボールが白いボールに近いので、青チームの勝ちです。
ゲーム中、赤チームはこの青ボールをぶつけて白ボールから遠ざけることもできるなど、戦略的に投げていくことも。
得点の計算方法は、白いジャックボールに遠かったチームの中で(上の場合は赤)、
最もジャックボールに近いボールとジャックボールを結んだ線を半径にして、
円を描きその円の中に何個ボールがあるか数えます。
と文章で書いても分からないですよね。自分で書いててイマイチよく分かりませんから笑
例えばこの場合。
青ボールの方がジャックボールに近いですね。
ジャックボールから最も近い、赤ボールの円内に青ボールが3つあります。
ですのでこの場合は
3−0で青チームの勝ちとなります。
では次にこのような場合。
赤と青の距離感が微妙ですね。
赤の方が近い!
というわけでこの場合は、
1−0で赤の勝ちとなります。
例えば全部で5ゲームくらいやって、トータルの点数を競い合うなどして楽しみます。
ボッチャはそこまで力・運動量が必要ないスポーツなので、
老若男女・障害者や健常者を問わず一緒に楽しめるスポーツだと感じました。
投げても安全!「フライングディスク」
この日に行った2つ目のスポーツはフライングディスク、というスポーツ。
フリスビーのような円盤を投げますが、どのような楽しみ方をするかはアイデア次第で色々と広がる面白いスポーツ。
プラスチックで軽く安全面でも、そこまで心配はいらないと思います。
手首の使い方がポイント。
手首をひねりながら投げると曲がるのですが、真っ直ぐ投げる方が難易度高いかと思います。
思った方向に飛ばすのはやってみると結構難しいですよ!!
やってみると楽しいもので、フライングディスクの投球に皆様はまっておりました!
このゴールに向かって投げて、遠い的になればなるほど得点もアップ!
1人5投ずつ投げて得点を競いあったりする楽しみ方。
そして次に紹介する楽しみ方は、パークゴルフに近い楽しみ方。
遠くに設置されたゴールに向かって、何投で入れることができるかを競います。
ゴルフに近い楽しみ方かと思います!
一発で決めることができた時は気持ちいいですよー(^^)
スポーツは楽しんだ後はしばしご歓談。
今回参加された皆さんは、普段なかなかこうしたスポーツを行う機会や身体を動かす機会がない、
と言われていて、
談笑をして頭も使いながら身体を動かし、貴重な時間を過ごすことが出来たご様子でした!
ボッチャは奥が深そうなスポーツそうでしたねー。
今回ご紹介したようなスポーツの体験を希望をされる場合は、
「あ・りーさだの杜」までお気軽にお問い合わせくださいませ。
あ・りーさだの杜TEL:0123-57-38830123-57-3883
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