駅が無人化しても記憶を語り継いでいく。清水沢駅の思い出展

どーもおはようございます。

1回にふる雪の量の多さが夕張は多いように感じている冨安です。

本日は現在、清水沢駅で行われている「清水沢駅の思い出展」についてお伝えします。

清水沢駅は2015年9月30日に窓口営業が終了して、10月1日から駅が無人化したばかりの駅。

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色々な思い出をお持ちの方も多いのではないかと思います。

2016年8月頃まで開催!「清水沢駅の思い出展」って?

無人化してしまった清水沢駅ですが、国鉄と私鉄を結ぶ分岐点としての活躍した歴史を持つ駅。

今年の11月から清水沢駅の駅・駅周辺で暮らしてきた方々の記憶に触れることができる「清水沢駅の思い出展」が行われています。

「清水沢駅2015.09.30」そして「清水沢駅の思い出展」 | 清水沢プロジェクト

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清水沢地区で地域に根ざした活動をしている「清水沢プロジェクト」が主催で、

駅内には清水沢駅や駅周辺の写真・文章・思い出などの展示が行われています。

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各年代の様子など!

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こちらは皆さんからの思い出の付箋が投稿されています!

なんだかその頃の情景が思い浮かぶような気もしてきます。

今の夕張市があるのは、これまでの夕張市があるから。

これまでの記憶を絶やすことなく、語り継いでいくことは、これからの夕張市を考えていくときに大切なのかもしれませんね。

11/15  オープニングトークイベント開催!

タイムラグがあり申し訳ないのですが、

11/15清水沢駅待合室で「清水沢駅の思い出展」のオープニングトークイベントが行われました。

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ザワザワしています。

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一番左でお話しているのは,司会進行をつとめる清水沢プロジェクトの佐藤真奈美さん。

4年前から写真展を開催しており駅を中心とした、鉄道の記憶や炭鉱文化の記憶を次世代に引き継いで行ければ、

と今回のイベントの趣旨について語ります。

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トークイベントでお話されたのは、

左から清水沢駅に40年以上勤続して勤務をしたキャリアを持つ中村賢さん

右が夕張市美術館元館長の上木和正さん

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そしてこのトークを絵で書き起こしていくグラフィックレコーディング!?

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を行う平中さん!

上木さんは清水沢生まれ、中村さんは真谷地地区の生まれだったそうです。

当時まだまだ鉄道員は少なかったから24時間交代、家に帰るのが朝の8時になったりすることもあったととか。

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最前列にいらっしゃるおばあちゃんも、夕張にずっとお住まいで

お二人のトークに混ざりかつての思い出話に花が咲いていました。

「どこそこにキヨスクがあって、売店は誰々のお母さんがやってて・・・」

「毎朝、札幌方面に行く大学生などで窓口には30人近くの人が並んで・・・」

「その日の石炭の収量により、鉄道の混み具合が変わって・・・」

「冬になると石炭がしばれてしまい、重みが増すため運べなくなることも・・・」

などなど皆様昨日のことのようにお話は進み、そうした歴史を積み重ねて今の駅があるんだなあ・・・としみじみ思いました。

そして最後はJR夕張支線は来年から本数減少されることが決まっており、今後の存続についても市民が真剣に考えていかないと!

という趣旨のお話になりました。

私自身移動は車しか使っていないので、いかんせん何も言うことができない・・・。。

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現在、清水沢駅では展示会は開催中で、この日のトーク内容を描いたグラフィックレコーディングも楽しむことができます。

無人駅は普通そこの駅にどのような歴史があって、その周辺でどんな暮らしがあったのか?

そういうことも分からなくて、本当にただ通り過ぎてしまう・その時使うだけの寂れた駅になってしまうものだと思います。

でもこうした想い出や写真の展示会やトークイベントがあり、駅と人が繋がって駅が生きている!?

そんな印象を感じました。

長期間開催されていますので、機会があれば是非清水沢の思い出展に足を運んでみてください。

詳細は→清水沢プロジェクトから!

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