10月25日まで開催中!そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト

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こんばんは、冨安です。

今回は現在、石炭の歴史村公園内で行われている「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト」をご紹介します。

NPO法人炭鉱の記憶推進事業団主催で、9月12日〜10月25日の土日祝日に行われています。

時代の経過とともに廃墟になってしまった石炭の歴史村「アドベンチャーファミリー」跡を舞台に、アートの力で過去の記憶を掘り起こそうという企画です。

そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト

「堆積した歴史の層を剥ぐ」
そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト(夕張)のご案内です。
5,000万年にわたる自然の営みの上に、100年に及ぶ石炭生産の痕跡があり、わずか30年で終わった観光開発の結末がある。今回のプロジェクトは、 このように石炭博物館の周辺に堆積している《沈殿して冷たくなっている》様々なレイヤー ( 歴史的な層 ) を、一枚一枚剥ぐことによって、今後 を生きる私たちに示唆を与える素材を掘り起こすという《活性のための熱い取り組み》を促す契機とします。

石炭産業が終焉をむかえ、「石炭から観光へ」というキーワードのもと進められた夕張の観光政策。

その観光政策の1つでできた施設が石炭の歴史村で、観覧車やウォータースライダーなどもある遊園地も存在していました。

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これは受付の入り口にある、炭鉱の時代の出勤表を再現した作品。

アートプロジェクトの作品は上記のような札幌市立大学の学生さんにより作成されています。

上記の作品のような当時の情景を蘇らせる作品とともに、廃墟となった遊園地跡地を巡ります。

詳しい作品の紹介は→そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト

コース紹介

それではそらち炭鉱の記憶アートプロジェクトのコースをご紹介いたします。

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こちらは受付。

かなり足元の悪いコースもあり、長靴の貸出なども行っています。

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炭鉱での出勤管理システムの再現。

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ここにメリーゴーランドが・・。

作者のこんなつぶやきも。

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コース途中に点在する廃墟。

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さらに進むと観覧車やウォータースライダー、プールがあったエリアに。

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当時からしたら、すごいスケールのウォータースライダーだったのではないでしょうか?

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さらにゴーカートコースだった場所を進みます。

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軽いハイキングコースです。

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この辺りから向かいに見える丘には、かつて観光住宅が立ち並んでいた時代も。

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今となっては想像がつきませんが、平地の少ないエリアに人口が密集していたため、こうして山を切り崩して住宅を作っていたそうです。

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ここにも作品に廃墟施設があります。

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この施設はなんと大正時代から存在し、地下と地上の空気を入れ替えるための換気施設だと言われています。

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かつて夕張が観光で栄えていた頃の記憶を辿るそらち炭鉱の記憶アートプロジェクト

炭鉱から観光へ、そして今へと繋がる歴史を肌で感じることができると思います。

そしてこうした歴史から私たちが学ぶべきことはたくさんあるのではないでしょうか?

私自身アート系は弱いのですがアートがよく分からなくても、楽しめると思います!笑

そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト

10月25日(日)までの土日で開催されておりますので、是非機会があれば足を運んでみてくださいませ。

今週末などは紅葉祭りとあわせて、行ってみるのもありだと思いますよ!

今度の日曜日開催!もみじ祭りがやって来る!ヤァーヤァーヤァー! | 夕張新聞

開催期間:9月12日〜10月25日※土日祝日のみ

時間:10:00〜16:00

入場料:無料

会場:石炭の歴史村公園内

 

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